賃貸契約(物件を借りる)の流れを下記にて説明させていただきます。

まずは物件を探しましょう。昨今では便利なネットで検索が一般的ですよね。気に入った物件を見つけてもらい、メール、または電話で物件の取扱い店舗に問合せをしましょう。うまく物件を見つけられない場合でも、取扱い店舗に直接問合せし、条件を伝えることで、希望条件に近い物件を紹介してもらうこともできます。
そこで住所等が分かった後に希望物件を前もって、グーグルマップ等で検索し、見ておくを強く推奨します。
問合せをしたら、不動産会社を訪問して実際に物件の内見(下見)をしてみましょう。
下見の際には、室内の様子を確認することはもちろん、建物全体の管理状況もチェック!さらに、家具の配置を想定し採寸や具体的な生活イメージをしてみることも大切です。
物件によって、家賃や礼金・敷金の設定、仲介手数料の割引サービスが受けられるかどうかなど、条件が異なることがあるため初期費用に大きく差が生じることも珍しくありません。気に入った物件については、初期費用の見積り作成を依頼し、いくらかかるのか、事前にしっかりと確認しましょう。
下見後、問題がなければ申込み手続きを行ないます。「入居申込書」は、入居審査の資料となる重要な書類です。そのため必要な情報は正確に記入をしましょう。また、免許証や保険証などの本人確認書類の提出が必要となります。申込みの際に家賃保証会社の利用が条件であれば、保証会社の申込書も必要です。
入居審査では、入居申込書以外に、連帯保証人様(または緊急連絡先の方)に連絡して確認することがあります。連帯保証人様に、入居の件で連絡が来ても問題がないよう、事前にその旨を伝えておきましょう。契約には入居審査が必要です。提出した書類をもとに審査を行ない、その結果は後日連絡があります。
「連帯保証人を頼む人がいない、頼みづらい」という場合は、連帯保証人がいなくても入居できる物件を紹介してもらいましょう。入居審査が通ったら直接店舗に足を運んで、不動産会社の担当者から「重要事項の説明」を受けます。建物の構造や賃貸条件をはじめ、入居にあたっての注意点など、契約内容に問題がないか一緒に確認しましょう。もちろん、分からないことがあった場合は遠慮せず、担当者に質問をすることも大切です。確認を怠ると、あとでトラブルになるおそれもあるので、不安なことはその場で解決しておきましょう。
契約の際に必要な書類を準備します。「住民票」や「印鑑証明」など、平日に受け取ることが難しい場合は、契約時までに余裕を持って準備しておきましょう。また、入居に必要な初期費用の入金が必要になりますので、入金期日をきちんと確認しておきましょう。このタイミングから、引越しの準備や、現住居の電気・ガス・水道などライフラインの解約・新居での開始手続きも進めておくと、準備に余裕ができ安心です。
契約書の内容を充分に確認してから署名・捺印するようにしましょう。署名・捺印は、契約者様本人だけでなく、連帯保証人様の分も必要な場合があります。連帯保証人様が遠方に住んでいる場合は、書類を郵送して、著名・捺印することもあり、その際は期日までに書類に署名・捺印をしてもらえるよう早めに準備をしましょう。
契約書や必要書類の提出、入居に必要なお金の支払いが完了したら、鍵を受け取ります。入居までの手続きは以上となります。